日本人の幸福度は、先進国の中で最下位です。
幸せになれない原因は、日ごろの習慣と密接に関わっています。比較したり、悲観したりする国民性が一人ひとりを幸せから遠ざけているのでしょう。
ですが、幸せになるためのメカニズムを知ることで誰でも人生が好転していきます。
そこで当記事では、「幸せになりたい!」と願うあなたに向けて実践すべき習慣をご紹介します。シンプルな方法ばかりなので、ぜひ日常に取り入れてください。
【全5問】簡単幸せチェック

あなたが今幸せなのか、簡単にチェックしましょう。
幸せになりたい! 幸せの4大要素とは

幸せになるには、4つの条件を満たす必要があります。
幸福のメカニズムを知ることで、これからとるべき行動がハッキリします。
「幸せの法則」について学んでいきましょう。
自己実現と成長
一つ目にご紹介するのは、自己実現と成長です。
別名「やってみよう因子」とも呼ばれ、行動することが幸福度に影響するといわれています。
夢や目標を持ち、努力を積み重ねる行動こそが幸せへの近道です。
目標に向かって行動していくと、毎日が充実しワクワクしていきます。少しずつレベルアップしていく自分に対して、自己肯定感も満たされるのです。
生活にハリが生まれるので、明るいエネルギーが湧き上がってくるでしょう。心の底から「やってみよう」と思えることに取り組んでください。
つながりと感謝

幸せの4大要素を満たせば幸せになれる
他者とつながり、世の中に感謝する心が幸せをもたらします。
「ありがとう」の気持ちが強い人ほど幸福度が増します。
他者に貢献しようとする利他の精神や、ちょっとしたことでも「ありがとう」といえる感謝の気持ちが大切です。
相手にしたことは自分に返ってくるので、人から親切にされ、頼りにされるようになります。感謝できる人は、感謝される人でもあります。
逆に、不平不満をもらし、愚痴ばかりの人は幸せになれないでしょう。感謝とは真逆の行為であり、つながりを粗末にしています。
何かをやってもらうことは当たり前ではありません。思いやりを持ち、感謝し、貢献することで幸せになれます。
前向きと楽観
3つ目の前向きと楽観は、挑戦をうながし、自身を後押ししてくれる考え方です。
「何とかなる」という前向きさが生まれます。
挑戦するには行動が欠かせません。
前向きな気持ちが行動をうながし、楽観性が失敗してもへこたれないマインドにしてくれます。失敗を怖がらなくなり、自分ならできるとポジティブ思考になれます。
「どうせ自分なんて何もできない……」と思っていては得るものはないでしょう。
前向きと楽観には、一歩踏み出す勇気と、背中を押してくれる推進力があります。
独立とマイペース
最後は、独立とマイペースです。
自分らしさを磨き、好きなことを突き詰めた先に幸せがおとずれます。
人に流されるのではなく「自分らしく生きる」のがポイント。
誰かと比較するのではなく、自分に集中して鍛錬していきます。他人と比べても不幸になるだけで、劣等感を抱く原因になります。
ありのままの自分を受け入れ、今やるべきことに集中してください。
多様な価値観が入り混じるストレス社会の中で、人の目を気にしないのは難しいですが、マイペースをつらぬくブレない心が大切です。
幸せになるためには、幸せの4大要素をうまく組み合わせる必要があります。
楽観的なだけではリスクへの備えができなかったり、マイペースだけでは自己中心的になったりしてしまいます。
一つひとつ自分ができることから始めてみましょう。
日本の幸福度は、先進国の中で最下位です。
また自殺率が高い国でもあります。
幸せになれないのは、日本人特有の凝り固まった考え方にあるのかもしれません。
ですが、諦めるのではなく一つずつ幸せになるための思考を身につけていきましょう。
一つ目にお伝えした「やってみよう」の気持ちがあれば、必ず自己成長していき「幸せ」という目標に近づいていきます。

幸せになりたいあなたが実践すべき5つの習慣

幸せになるための具体的な行動を5つ紹介します。
どれもシンプルで取り組みやすいですが、できていない人は多いです。
今すぐ実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
ポジティブな行動を心がける
ポジティブな言動が重要です。前向きな姿勢が人生を好転させるからです。
誰にでも悪いことは起きます。
悲しい・ツライ・イライラするなど、全員が体験するので避けられません。ですが、ネガティブな状況の中でも解決策をみいだし、問題に取り組む姿勢が必要です。
起こってしまった出来事に、愚痴や不満をもらしても現実は変わりません。
悲観的な心理状態は、心身に害を及ぼすだけです。よりツラさを増幅させ、幸福とは真逆の方向に進むでしょう。
言葉・行動をあらため、ポジティブな態度を心がけてください。
規則正しい生活習慣を送る
睡眠・食事・運動を大切にし、規則正しい生活を送りましょう。
なぜなら、生活リズムの安定が心の安定につながるからです。
早起きし、太陽の光を浴びながら散歩すると、ホルモン物質のセロトニンが分泌されます。別名「幸せホルモン」と呼ばれています。
心がすがすがしくなっていき、フレッシュな活力がみなぎるでしょう。精神のバランスが整い、1日を心地よくスタートできます。
また早起きするには、早く寝ることが重要です。
早寝早起きを習慣化すると、生活リズムが安定していくのでメンタルにも好影響です。ぐっすり眠ったうえで、ゆったり散歩すると自律神経がととのい、イライラすることも減っていきます。
もちろんバランスの良い食事も大切です。基本的なことですが、睡眠・食事・運動を重要視してください。
定期的にデトックスする
定期的にデジタルデトックスと、断食を取り入れてください。
デトックスされ、内側からキレイになるので心が安定していきます。
デジタルデトックスとは、スマホやパソコンなどの電子機器を避けることです。乱れた自律神経がととのい、心身のストレスが軽減されます。
スマホ・パソコンの弊害は以下のとおりです。
- 集中力低下
- 判断能力低下
- 意欲低下
- 認知力低下
スマホに触らない時間を増やすだけでやる気があがったり、集中力があがったりします。恋人からの連絡やSNSなどに気を取られなくなるので、生産性がグッと向上します。
また断食も効果的です。体内環境をリセットでき、体の機能を正常に戻すことができます。
効果は以下のとおりです。
- 便秘解消
- 美肌効果
- ダイエット効果
- 集中力アップ
1日3食だと、消化する量が増えるので内蔵は休みなく働き続けます。働きすぎは負荷を高めるので生産性が落ちます。
断食すると、フル稼働していた内蔵に休息が与えられ、エネルギーが細胞の修復や再生にまわるようになります。
修復・再生が早まるので美肌につながったり、便通が改善されたりします。
働きすぎの体内に休息を与えることで、体内の毒素が排出されデトックスされていきます。
\ 7日間の簡単デトックスから始めてみよう /
デトックスにより体内の毒素が排出されたら、体の調子が良くなり明らかに体が軽くなったと実感するはず。
ダイエットにも効果があるので、ダイエットしたい人にとっては一石二鳥です。
ただし、過度な断食は健康に悪いです。やっても1週間前後の簡単なデトックスから始めて、数ヶ月に1回ペースでやっていくと良いでしょう。
あくまで、ご自身の体調を考慮しながら進めてください。
\ 7日間の簡単デトックスから始めてみよう /
好きなことや趣味の時間を作る
一日の中で、少しでもいいので趣味に時間を使ってください。
好きなことをやると活力が湧いてくるのでリフレッシュされます。
夢中になれる趣味を持つと、充実した時間が生まれます。
仕事などで緊張している状態も大切ですが、日常に緩和を取り入れるとメリハリがつきます。緩和を意図的に作ると、仕事へのモチベーションが高まるでしょう。
例えば最近だと資格取得のため勉強に励む方も多いですね。
自己研鑽につながるだけでなく、仕事にも使える資格ならあなたにとってプラスになること間違いありません。

個人的におすすめなのがメンタルケアにつながる資格!
メンタルケアの資格はあなたが毎日を楽しく生きるコツを教えてくれます。
資格を取得することで、カウンセラーとしてセカンドキャリアを築く方もいるんですよ。


休日は、なんとなくダラダラ過ごす人も少なくありません。
お酒やギャンブルは、翌日に疲れを持ちこす原因になるのであまり良くないでしょう。
運動やヨガなど、一人でできる趣味はたくさんあるので挑戦してみてください。
家族や友人、周囲の人を大切にする
ちょっとしたことでいいので、周囲の人に気づかいをしてあげてください。
他人の役に立つと、幸せホルモンであるセロトニンが分泌されます。
相手のために時間を使ってあげたり、悩んでいる人に優しい声かけをしてあげたりするだけで十分です。
難しく考える必要はないので、気軽に人のためになる言動をしていきましょう。
人を幸せにすることは、自分の幸福度にも直結します。
家族や友人・恋人を大切にし、思いやりを持った気づかいをしてください。
幸せになりたいならコレだけはするな!NG行動 3選


幸せになりたいなら、絶対にやってはいけないNG行動を3つご紹介します。
誰でも経験したことがあるものばかりで、身に覚えのある方もいるはず。
幸せになることを意識しすぎる
幸せになりたいという感情は不要です。
「幸せになりたい」ということは、うらを返せば「幸せではない」ことになります。
幸せでないから、幸せを願うのです。
思いが強ければ強いほど、幸福ではない側面に注目してしまいマイナス思考に陥ります。理想と現実とのギャップに苦しみ、幸せを感じにくくなります。
意識のしすぎが、不幸を招いていることを理解しましょう。
「今、自分は幸せだ!」と感じる前向きなエネルギーが重要です。
今ある現実を受け入れ、ポジティブな思考を心がけましょう。
他人と比較する
他人との比較は、幸福度を下げるNG行動です。
InstagramなどのSNSが、比較を生み出し劣等感を抱かせます。
SNSでは、友人のキラキラ投稿にひきづられてしまうことがあります。
「Aちゃんは結婚したのに、私には彼氏すらいない…」とついつい他人を比較しがち。
他人と比較してもプラスになることはありません。相手と比較し、自分が優位な立場でいい気分になったとしても、それは決してポジティブなマインドとはいえないでしょう。
他人と比較する行為は無意味なのでやめてください。
虚無感やSNS疲れを引き起こすだけです。
自らが行う行動は自分で決める
幸せになりたいなら、自分から積極的に動く主体性が大切です。
どうすべきか自分で判断し、行動していきましょう。
決断が苦手な人もいますが、主体的になることで周りから頼りにされる存在になりますし、家族や職場から重宝されどんどんあなたの評価は上がっていきます。
逆に主体性がないと、他人に流される人生になります。
自分の意見をいえないから周りに決めてもらうことになるので、自分のやりたいことはできません。やりたくないことを押し付けられるようになるので、ストレスが溜まっていくでしょう。
もちろん自己成長のための行動もできないので、無気力な毎日になってしまいます。
自ら考え、行動するようにしていきましょう。
行動すれば誰でも幸せになれる!


本記事では、幸せなるための習慣を解説してきました。
最後にもう一度、幸せになるための5つの習慣をとにかく徹底すること。
成長意欲や感謝の気持ちなど、幸せの4大要素を満たすと人生が好転していきます。
また生活リズムをととのえたり、定期的にデトックスしたりすることで自律神経が正常になります。活力がみなぎり、イキイキした人生になるでしょう。
さまざまな方法をご紹介してきましたが、どれか一つでいいので実践してみてください。
焦らず比較せずに行動していきましょう。
幸せへの近道は、コツコツ地道に積み重ねることです。