入浴剤を求めて三千里…。これまでさまざまな入浴剤を試してきた。そして思ったんだ。
自分で作った方がコスパ良いよね…
いや、そりゃそうよ。だってバスソルトなんて主成分「塩」じゃん。バスソルトだもん。お風呂に塩ぶち撒いたらバス・ソルトになるじゃん。
でもさ、それじゃ気分上がらないわけですよ。こちとら毎日必死に生きてる限界主婦なんでね。そんな限界値を少しでも下げてくれる、気分アゲアゲなオシャレバスソルトを使いたいわけです。
ということで本記事ではどの家庭にもあるような材料で『最高にホットでオシャレなバスソルト』を作ってみたいと思います。誰でも再現できるように難しい工程はガッツリ省いていくので、ぜひ試してみてください。
どうぞよろしくお願いします。
※本記事は素人がバスソルトを作っています。あらゆるトラブルへの責任は負いかねますので、あくまで自己責任でお願いいたします。
最高にホットでオシャレなバスソルトとは
そもそも最高にホットでオシャレなバスソルトとはなんなのか…。まず概念から理解しなければなりません。
完全に理解したその時こそ、究極にホットでインスタ映えなオシャレの境地に辿り着けるのです。
【ホット】の定義
ホットの定義はこの通り。
- 熱いさま。
- はげしいさま。熱中したさま。「―な議論」
- 最新であること。「―な話題」
※広辞苑(第六版)より
やはり最高にホットという【ホットの最上級】を狙うのですから、全てのホットの意味を満たす必要があると思われます。
つまり最高にホットなバスソルトというのは熱くて、激しくて、最新であれば良いわけですね。なんとなくイメージが掴めた気がします。
【オシャレ】の定義
オシャレ…。なんか心惹かれる言葉。オシャレってついてるだけでなんかよく聞こえちゃう。耳あたり最高の言葉。
そんなオシャレの定義とはなんなのか。
みなりや化粧を気のきいたものにしようとつとめること。また、そうする人。「―な紳士」
※広辞苑(第六版)より
みなりや化粧をという部分はとりあえず無視して、気のきいたものにすればオシャレということなんですね!
なんとなく構想は固まってきました。早く作り始めたい。
オシャレについてもっと知りたい方は、オシャレギフトをたくさん取り扱っているこのブログがおすすめ。
最高にホットでオシャレなバスソルトのために素材を集める
最高にホットでオシャレなバスソルトを作るための構想はこんな感じ。
- 大粒の塩の結晶
- なんか良い感じの小さい花
- 良い香り
想定しているイメージを極力崩さず、家にある材料でやっていかなくてはならないのが大変ですね。
今回集める素材はたった4つ。
- 塩
- ハーブまたはドライフラワー
- アロマオイル
- キャリアオイル
早速素材を回収しにいきましょう。
塩
家にあった伯方の塩750g。3日前に塩が切れたので買ってきてもらいました。
この伯方の塩を製造している伯方塩業株式会社は1973年の創業以来、約50年にもわたって塩作りの第一線を走ってきました。
伯方の塩はメキシコやオーストラリアの塩田から採取した塩をベースに、瀬戸内海の海水を利用してさらに純度の高い塩を作っています。
おそらく伯方の塩も、まさか自分が入浴剤で使われるなんて思ってないんでしょうね。
だがありがたく使わせてもらう。サンキュー、伯方の塩。
ハーブまたはドライフラワー
家にあったドライフラワーです。
夫が異動のタイミングで職場からいただいたものをこんなこともあろうかとドライフラワーにしていました。嘘です、たまたまドライフラワーにしていただけです。
やっぱ常日頃からオシャレアンテナを立てておくことは重要なのよね〜。これテストに出ます。
まあ、正直なところドライフラワーじゃなくてもOKです。なんならその辺の雑草積んできてちょっと刻んで混ぜるとかでもなんか良い感じになりそうじゃない?
誰か試したら教えてほしい。
ちなみにブロッコリーでドライフラワーチックなものが作れるらしいですよ。そんな耳寄り情報を教えてくれた方のブログはこちらまで。
アロマオイル
すみません。家中探しましたがアロマオイルありませんでした。
でもね、バスソルトにおけるアロマオイルの役割って香り付けなんですよ。つまり香りがあれば良いわけです。
アロマオイルとは香りがある液体である。香りがある液体とは香水である。
引用:はなの迷言集
はい、三段論法完成ですね。
ということで、自宅にあった好きな香水『コスメデコルテ キモノ ツヤ』を使っていきます。
ま〜〜〜〜〜じで良い香りです。「香水何が良い?」って聞かれたら1、2位を争う勢いでこれが頭に浮かびます。
コスデコのキモノシリーズは香りが良いだけでなく、ボトルもどちゃくそに可愛いのでチラ見だけでいいから見てほしい。後悔はさせん。
※Amazonでは15mlサイズの取り扱いのみでした
キャリアオイル
多分ほとんどの方が『キャリアオイルってなに???』となると思います。
キャリアオイルは簡単にいうと植物油のこと。植物油の特徴として肌に浸透しやすいというのが挙げられます。かつて無○良品で有名になったホホバ油とかは植物油です。
対してワセリンとかは鉱物油で、肌に浸透しない=膜を作ってくれるのでリップなどの粘膜保護目的に用いられたりしますね。
そんなキャリアオイルがこの家にあるわけないじゃん…とか思っていたら、
ん?????これいいんじゃない???
コメヌカ油もニオイテンジクアオイ花油もどっちも植物油だよね。オールオッケー。
こうして全ての素材回収が完了したのでした。
最高にホットでオシャレなバスソルトの作り方
素材が無事(?)に集まりましたので、早速作っていきます。こうしてみると壮観ですわ。バスソルトのアベンジャーズ。
最高にホットでオシャレなバスソルトを作るために用意した素材と配合はこちら。
使用素材 | 使用量(1回分) |
塩 | 50g |
ハーブまたはドライフラワー | 少々 |
アロマオイル | 10滴 |
キャリアオイル | 20ml |
なんか混ぜるための容器 | 1個 |
なんか混ぜるための棒 | 1個 |
なんか測れるやつ | 1個 |
先ほど苦労して集めた素材たちですが、もちろん全て使うわけではありません。自己保身のためにも、まずは1回分を目安に作ってみましょう。
まず我が家にあったスケールを使って、バスソルト1回分の塩50gを測定します。
なんか混ぜるための容器として、透明のプラスチックコップがあったので、それを乗せてから塩投入です。
目分量で入れていったら、あちこちに塩が飛びまくりました。あと微調整が大変です。
良い子の皆さんは小さじスプーンで入れることをおすすめします。
先ほどの容器にそのままキャリアオイルを入れていきます。
ポンプ式なので、押し加減微調整して良い感じに入れました。
残念ながら10滴がわからなかったので、10プッシュしました。
これまでの香水人生の中で、一度に10プッシュもしたことがありません。
ありがとう、最高にホットでオシャレなバスソルト。良い経験ができたよ。
ドライフラワーをむしって入れていきましょう。
なんとなくのイメージで小粒の花の方が相性良さそうと思い、紫の花だけむしってみました。
えっ…もう既になんか良い感じやん。ドライフラワーすご。オシャレ番長なだけありますね〜。
材料は全て入れました。では素材を混ぜていきましょう。
我が家にあったなんか混ぜるための棒はアイスクリームの棒を使いました。残ってて良かった。
混ぜているときに何故か幼き日の『ねるねるねるね』の感じを思い出しました。
あれのワクワク感えげつないですよね。食べたことないけど。
すごい!めっちゃバスソルトっぽい!
しかも手軽にできちゃいました。途中写真撮ったりしてましたが、単純な作成時間で言えば10分程度。
早く使いたい気持ちを心に秘め、最後の仕上げをしていきます。
最高にホットなバスソルトにするためにバスソルトを干す
オシャレなバスソルトは完成しました。でもまだ最高にホットになる仕上げをしていません。
改めて『最高にホット』とはなんなのか。
熱くて、激しくて、最新…。
3日前に開封した塩を使っているので、最新の条件はクリア。
残りは『熱くて、激しくて…』ということなので、太陽光にバスソルトを晒してみました。
外気温34度の中、2時間天日干ししました。物理的に最高にホットな状態のバスソルトが完成です。
最高にホットなバスソルトを堪能するためにホットな体にする
せっかくならバスソルトのホットな状態を全身で楽しみたい…。そう考えた私は、長年封印してきたとあるゲームを起動しました。
『Fit Boxing 2 -リズム&エクササイズ-』
くっ、古傷が痛むぜ…(買ったはいいものの3日坊主で続かなかった女)。だがしかしホットなバスソルトを堪能するために、体もホットな状態にしておいた方が楽しめるだろう。
前後のストレッチしんど。攣りそうな足を必死に宥めリズムにのる。
ステップしんど。乳酸しんど。全然エクセレントにならんし、なにこれ。
体のキツさも相まって、激しい怒りと共にゲーム終了。
こうして物理的にホットなバスソルトと精神的にホットな使用者が爆誕したんですわ。
【感想レビュー】最高にホットでオシャレなバスソルトを実際に使ってみました
さて、最高にホットでオシャレなバスソルトを使う時が来た。もう長くて面倒だから以下よりサバと略します。
サバ、香水のめちゃ良い香りがします。これだけで水1杯いける。
とにかく入れてみよう。
キャリアオイル入れすぎたのでしょうか。しっとり目のバスソルトで、コップを反対にしてもなかなか落ちてきません。仕方ないので、なんか混ぜるために使う棒を使って掻き出しました。
見てください、コレ。ドライフラワーなのに花が水分で満たされてますわ。
ちなみに浴槽を覗き込んだ夫は「なんかゴミ浮いてるよ…」と言っていました。目が悪いのでしょうね。
浴槽に入ってみると、バスソルトは既に溶けていました。粒が小さいからですかね。
計20分ほど入っていたでしょうか。結果はじんわり汗をかくくらいの効果まったりバスソルトでした。
でもサバのスゴイところはお風呂上がりでした。なんと何も塗ってないのにお肌がしっとりしているのです。
これキャリアオイルのおかげですわ。すぐに保湿剤濡れないママにこそおすすめしたいサバ。
お風呂がりの肌にも香りがしっかり残っていて個人的には満足。ちょっと香り強すぎた感は否めないけど、これは調節可能だから、作る段階で配合抑えめにすれば良いね。
でも残念ポイントもありました。
キャリアオイルの油分がお湯の表面に浮いてます。水と油なので仕方ないとは思いますが…見た目はあんまり良くないよね。
- 自宅にあるもので簡単に自分好みのバスソルトが作れる
- 肌のしっとり具合が地味に良い
- いろいろなバリエーションを加えて楽しめる
- すごく発汗するわけではない
- お湯に油膜ができるので見た目があまり良くない
- 太陽光にあててボクシングしなくても良かった
最高にホットでオシャレなバスソルトをぜひ試してください
今回は自宅にある素材で【サバ(最高にホットでオシャレなバスソルト)】を作ってみました。
実際に作り始めると、こんなに簡単に作れてしまうことに驚きます。せっかくなので伯方の塩以外の塩を使ったり、ハッカ油などの夏に良さそうな素材を取り入れて、新しいバスソルト作りにチャレンジしてみようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。ぜひ試してみてくださいね。
オシャレな入浴剤を多く取り扱っているのがTANP
Amazonや楽天などのECサイトで取り扱っていないアイテムもあるので、ぜひ覗いてみてくださいね。