事件簿8 ユ・ヨンチョル|韓国史上最悪の連続殺人
ユ・ヨンチョルは韓国で2003年から2004年にわたり20人を殺害し、一部の遺体を解体して内蔵を食べた人肉愛好家です。
韓国では史上最悪の連続殺人事件とされています。
ヨンチョルは高校生の頃に窃盗事件を起こして中退し、その後は風俗嬢と結婚しました。
しかし、結婚後に窃盗や性犯罪を繰り返して、刑務所に送られることになります。
最終的に妻から愛想を尽かされ離婚したことで風俗嬢に憎悪を抱いたことが犯罪の動機となりました。
ヨンチョルのターゲットは主に風俗嬢と富裕層の高齢者です。
犯行の際には、死体の脳髄をミキサーにかける、肝臓や子宮などを切り取るといった猟奇的な行動を取りました。
犠牲者の内蔵を食べるといった行動も自白しており、韓国を震撼させたカニバリズム事件といえます。
事件簿9 ヨアヒム・クロル|死者としか交われないカニバリスト
ヨアヒム・クロルはドイツの連続殺人者であり、カニバリストでもあることで有名です。
1955年から1976年にかけて13人を殺したと自供しています。
IQが76しかなく、学校の成績は最低であり、小学校の第三学年までしか到達できませんでした。
母親の死後に19歳の少女を殺したのが最初の犯行です。
その後は次々と多くの人を殺害していきました。
極度の神経質であり、完全に無抵抗な女性あるいは死者とでないと性行為を営むことができなかったといいます。
そのため、女性を殺した上で屍姦しました。
また、食費を浮かすために遺体をスライスして調理し食べていたことが発覚しています。
ただし、人肉を食べていたことは性的な動機ではないと自供しています。
彼は無期刑に科せられて、1991年に心筋梗塞のため刑務所内で58歳で死去しました。
事件簿10 ゲオルグ・グロスマン|人肉を心から愛した男
ゲオルグ・グロスマンは小さい頃から小動物を解体することに性的な快感を覚えていました。
ついには動物と獣姦するようになり、射精した後は動物を殺害して調理し食べました。
性欲と食欲が完全にリンクしていたのです。
ついには、ゲオルグ・グロスマンの対象が人間に移りました。
第一次大戦後のドイツでは浮浪者がたくさんいたため、ターゲットには不自由しなかったのです。
毎日のように女を連れ込んで強姦し、飽きた頃には殺して解体し、最終的に食べました。
自分で食べるだけではなく、殺した女の肉を売り歩き、ホットドッグとして売られたそうです。
正確な犠牲者は不明であり、50人はくだらないとされています。
最終的に逮捕されて死刑を宣告された後、独房内でズボンにより縊死しました。
事件簿11 宮崎勤|幼女を狙った連続殺人鬼
日本で起きた猟奇的殺人事件で特に有名な事件を起こしたのが宮崎勤です。
連続して4人の幼女を誘拐して殺害しました。
逮捕後の捜査では、幼女を殺害した後に撮影したと見られる映像が発見されています。
最終的に4つの幼女誘拐事件の関与を自供しており、起訴されました。
宮崎勤は一般的にはカニバリズムの犯人とは見られていないです。
ただし、本人は殺害した女児の両手を焼いて食べたと供述しています。
カニバリズムについては証拠不十分のために裁判では認められませんでした。
事件の異常性から考えてカニバリズムが合ったのではないかと信じられています。
宮崎勤は当時のマスコミがおたく、ロリコン、ホラーマニアとして報道したためにオタクバッシングにつながりました。
その結果、創作物の表現規制が強まり、多方面に影響を与えています。
最終的に死刑判決となり、2008年に死刑が執行されました。