【禁忌】人が死ぬと『21g』軽くなる魂の重さについて徹底解説

人は死ぬと21g軽くなる』という話を聞いたことありますか?

この21gは魂の重さと言われており、実際に魂の重さが21gだと仮定した実験が行われたり、映画などに取り上げられ注目を集めています。

なぜこのような数字が出たのか、この数字の根拠となった説の概要と、生きるものなら必ず直面する「死」というテーマと絡めながら、本当に魂が21gあるのか、その謎に迫ります。

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目次

魂には重さがある

魂には重さがある

『魂には重さがある』という説が出たのは、19世紀にアメリカの医師が発表したことで世間を大きく騒がせました。

その根拠となった理由がこちら。

亡くなる前後で体重を測ったら21g軽かった

亡くなる前後で体重を測ったら21g軽かった

ある内科循環器科の医師によれば、某国の軍隊で戦争中死にかけた兵士の体重を次々と測定したところ、わずかに死亡後の体重が減少し、これが魂の重さだと言われています。

亡くなった後で軽くなった約21g。この魂はどのようにして抜けていくのでしょうか。

実は魂の写真撮影に成功した事例があるのでご紹介します。

魂の写真撮影に成功

魂は存在するけれど目に見えないというのが一般的な考えですよね。しかし、その魂の存在を裏付けるため、臨終の人を観察した際に撮影された写真があるようです。

とある写真を見てみると、ベッドに横たわる男性の耳元あたりに奇妙な白い丸い光が映り、ぼんやりとしたものが男性の上にあります。

まさに、男性の体から魂がでた瞬間の写真といっても過言ではありません。

もちろん信憑性はありませんが、目に見えているものが本当なら信じるしかないでしょう。

そもそも魂の重さとは何なのか

そもそも魂の重さとは何なのか

魂の重さ」を定義したアメリカ人医師が行った実験内容や結果についてご紹介します。

魂の重さを定義したアメリカ人医師

そもそも魂の重さとは何なのか

米マサチューセッツ州の医師、ダンカン・マクドゥーガル(1866〜1920)は、死にゆく人間の体重変化を記録することで「魂の重さ」を計測する実験をしました。

実際の患者を用いた実験

上記でご紹介したダンカン・マクドゥーガルは死にゆく人間の体重変化を記録することで「魂の重さ」を測ろうと実験をしました。

そこで死後の人間の体重を測ることで魂の重さを導き出せると考え抜き、彼は6人の患者と15匹の犬を使い、死ぬ時の体重の変化を記録しようと試みました。

実験の結果『21.3g』消失

結果、人間は死の際に、数グラムから四十グラムの呼気に含まれる水分や汗の蒸発とは異なる何らかの重量を失うが、犬ではそういった重量の損失が起こらなかった、と報告。

そしてマクドゥーガルは、実験中のトラブルがなく最も正確に測定できた患者において「4分の3オンス(21.3グラム)」減ったことが確認されたため、これを正式な「魂の重さ」と結論づけ、科学論文として発表したのです。

また、一部の患者では体重変化に時間差が見られたのですが、彼はこれを「魂が体を離れるタイミングが人によって違うからだろう」と主張しています。

この実験結果は、1907年に心霊現象研究協会、ニューヨーク・タイムズや医学雑誌に掲載されましたが、測定の不確定さや、標本数の少なさから科学的な信憑性は認められていません。

マクドゥーガル医師自身も患者のうち2名が計測に失敗したと自ら認めているようです。

また、死の瞬間をどう設定するか、などの測定の基準もはっきりとしていないので曖昧さが残ったようでした。

否定派の内科医師による見解

そもそも魂の重さとは何なのか

マクドゥーガル医師の実験結果は多くの批判を呼んだようです。

例えば、オーガスタス・P・クラーク氏 (1833-1912)は彼の実験結果について「死後の体重の変化は生理的な要因で説明できる」と主張しています。

人は死の瞬間から肺が血流を冷やさなくなるので、体温がわずかに上昇し皮膚に汗をかくことで体液が増加し重さの減少が見られるとも。

実はこの論理は葬儀を行う方も同じ意見を持っていることが多いのだとか。

いずれにしても曖昧な実験方法だったので今後解明される余地はありそうです。

消失した魂はどこにいくのか

消失した魂はどこにいくのか

人が死んだあと魂はどこへいくのかという問いをよく見かけるでしょう。

これを書いている私も実際に疑問に思うことがあります。

例えば実際に祖父の死に立ち会ったとき1秒までは息をしていたのに、息絶えた時はすうっと顔から生気が失われ動かぬものとなってしまった。

子供ながらに不思議でした。なぜ祖父は動かないのか。

両親や祖母に言われたのは「消えた魂はいつまでも生き続ける」ということ。

魂がどこへ向かうのか、ということについていろいろな説がありますが、個人的にはいつも近くに存在していると感じます。

例えば危機一髪で死ぬかもしれないと思った瞬間があり、生きれた経験が私にはあります。

我が家では普段から代々のご先祖さまを大事にする習慣があるからか、いまご先祖さまに生かされたのだと感じた瞬間でもありました。

肉体は死んでも魂は残された人の心に生き続けると思います。

魂の重さをテーマにしているメディア

魂の重さをテーマにしているメディア

魂の重さをテーマに取り上げられたメディアをご紹介します。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

映画『21グラム』

2004年6月5日に公開されたアメリカのヒューマンドラマ。

人なら誰もが最終的に失う21g はどんな重さなのか考えさせられます。

<あらすじ>
他人どうしだった3人の男女の人生がひとつの心臓をめぐって交錯していく様子を、時間軸を交差させた複雑な構成で描き出す。医師から余命1カ月と宣告され、心臓移植の提供者を待つ大学教授ポール。神への信仰に目覚めた前科者ジャックは、真面目に働いて妻子を養っている。クリスティーナは優しい夫や2人の幼い娘に囲まれ、幸せな毎日を過ごしていた。出会うはずのなかった3人の人生が、ある交通事故をきっかけに絡み合っていく。

ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロという豪華キャストの共演が「生と死」というテーマと絡み合い、視聴者へ「魂とは何か、生きるとは何か」投げかけています。

映画『21グラム』を無料で視聴するには、『U-NEXT』がおすすめです。

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21グラムは古い映画なので、レンタルの取り扱いがない店舗もあります。確実に見たいならU-NEXTが間違いないですね。

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本『魂の重さの量り方』

ここまでご紹介したような魂の重さが21gということを実際に測ったアメリカの医師マクドゥーガル。

一風変わった科学史です。

<あらすじ>
ヒトの魂は30グラム!?20世紀初頭、アメリカの医師マクドゥーガルは瀕死の病人の体重を測定し、昇天の瞬間、わずかに人体が軽くなるのを確かめた。彼は自問する―私はいったい何の重さを量ったのだろうか?奇妙で奇怪な“科学的信念”の進化をたどる異色の科学史。

amazonや書店でお買い求めいただけます。

著:レン・フィッシャー, 翻訳:林 一
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まとめ『魂には重さがある』

まとめ『魂には重さがある』

今回は魂には重さが21gあることを解説しました。なかなか神秘的なお話ですよね。

私たちが死ぬ時も21g消失することを証明するためには第三者が必要ですが、これからまだ解明される余地はある分野です

私たちの体はどこまでも神秘的で謎に包まれているもの。これから解明されるかもしれませんね。

そして誰かの死を経験したならば常に敬う心を忘れずにしたいものです。

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