死後の世界は世界中で共通して信じられていますが、未だその存在は謎に満ちています。
多くの研究者や哲学者、神学者が難題を解明しようとしており、その中で死後の世界と『量子力学』が関係しているのではないかとまことしやかに囁かれることになりました。
本記事でわかること
- 死後の世界と量子力学の関係
- なぜ量子力学で解明できる？
- 現在どんな結論が出ているのか
本記事で死後の世界と量子力学それぞれについて、深掘りしていきます。
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【最新研究】量子力学で死後の世界を解明できる？
まず量子力学について簡単に解説しますね。
量子力学とは
量子力学とは、物質や光などの微粒子の振る舞いを扱う学問。
量子力学では、物質が存在する位置が確率的にわかる（正確に決定することはできない）ため、粒子は正確に位置を特定できず、ある場所Aには70%いて、ある場所Bには30%で存在するという事実のみにアクセスできる。また、量子力学では、粒子が波の性質を持つことも示されている。
量子力学はパソコンや携帯電話、レーザーといったものに使われています。最近では通信やサイバーセキュリティーでも量子力学は活用されているので、今後も注目される領域です。
ちなみに、似ている学問で相対性理論があります。相対性理論と量子力学の違いは、物理学の異なる部分を扱っているところです。
相対性理論は、重力や宇宙のような大きい存在を扱う理論であり、量子力学は素粒子や原子核のような小さいミクロのものを扱う理論です。
このように相対性理論と量子力学は異なる分野を扱っているため、それぞれの理論で解明できる領域も異なります。
量子力学と死後の世界の関係
量子力学において、死後の世界と関係があるとされています。
量子力学において、死後の世界は『ゼロポイントフィールド（アカシックレコード）』と呼ばれており、このゼロポイントフィールドは過去や現在、未来のすべての情報が保管されている場所と定義されています。
そして、量子脳理論の提唱者であるスチュワート・ハメロフ氏は、ゼロポイントフィールドには「原意識」というものがあると仮説を立てています。
人は亡くなると意識は原意識、つまりゼロポイントフィールドに集約するとの考えから、ゼロポイントフィールドには亡くなった人間の意識が集約する場所（＝死後の世界）とされているわけです。
ゼロポイントフィールドについて詳しく知りたい方はこちら
＞＞ゼロポイントフィールドをわかりやすく解説｜つながる方法も紹介
死後の世界は量子力学で解明できる？
「ゼロポイントフィールド＝死後の世界」と前述しましたが、実はこれはあくまで仮説です。
まだ完全に解明されたわけではありません。
前述したスチュワートハメロフ氏を始め、多くの研究者がこの問題に対して研究を重ねていますが、現状では解明できていないというのが答えになります。
ちなみに面白い意見もありました。
量子力学凄いです。現在の専門の物理学者が研究している「多世界解釈」はすぐ下の回答者の方が指摘されているように、純粋数学的なものなのでこれだけで人間くさい死後の世界の解明につながるとは考えられませんが、うまく素粒子論や生物物理と合体させることができれば、何らかの関連も出てくるのではないか、妄想ですがおもしろくて希望の持てる考えだと思います。わからないことですので、多少の妄想もけっこうで、専門の物理学者の思考でも数理以外の部分には多少の妄想も入っているような気がします。
（引用：Yahoo!知恵袋）
最近映画でもマルチバースや多世界解釈がテーマの映画がありましたが、量子力学はこの解釈に大きな意味合いを持ちます。
そしてマルチバースの一つが死後の世界と関係あるかもしれないという意見です。
このようにさまざまな意見が組み交わされている死後の世界は、まだ多くの謎につつまれています。もしかするとこの謎を解明するのは、あなたかもしれませんね。
量子力学と死後の世界をテーマにした本３選
量子力学と死後の世界をテーマに書かれた本を3冊紹介します。
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死後の世界を突きとめた量子力学
超ミクロの空間は「意志」に満ちた「霊界の宇宙(うみ)」だった。 霊界(宇宙ホログラフィ)のメカニズムが次々と明らかに･･･。量子暗在系=見えざる世界を支配する〈意志の秘密〉を、誰にでもよくわかるように解き明かしてゆく。現代物理の盲点・死角を突き、18世紀の科学者スウェデンボルグや、E.キューブラー・ロス博士の著作、聖書、般若心経からの引用も交え、サイエンスとスピリチュアル系双方を取り入れ「死後の世界」を詳らかにする。
（引用：Amazon）
死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説
かつて、「死後」についてこのように語った本があっただろうか。
この宇宙のすべての情報を記憶する「ゼロ・ポイント・フィールド」
そこからこの壮大な物語は始まる。
筆者は、本書を、次のような「問い」を抱かれた方々に読んで頂きたいと思い、書いた。
・「死」を直視すべきときを迎えている方々
・「科学」にも「宗教」にも疑問を抱かれている方々
・最先端量子科学の「仮説」に興味を持たれている方々
・人生で「不思議な体験」が起こる理由を知りたい方々
・肉親の「死」について切実な思いを抱かれている方々
・「死」についての思索を深めたい方々
（引用：Amazon）
ポチップ
「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる！
とても興味があるけれど、むずかしくて理解できない……そんな代表的なものが、アインシュタインが提唱した「相対性理論」だろう。ところが、現代物理学にはその相対性理論よりも難しく、奇妙で、なおかつとても面白い理論がある。それが「量子論」。
一番身近な例をあげると、最近はほとんどの人が持っている携帯電話やパソコンのもっとも重要な部品ともいえる半導体チップの中を支配している法則である。こればかりではなく、素粒子などのミクロの世界に適用されるもので、人などの遺伝子など生物の構造や進化、そしてマクロの極限である宇宙の創生までを解明するとされている。
本書は、その量子論のポイントが一目で理解できるように、図やイラストを多数使って初心者向けにわかりやすく解説した格好の入門書。最先端物理学の不思議な世界を手軽に味わうことができる。
監修は宇宙物理学を世界的にリードしている東京大学の佐藤勝彦教授。文庫書き下ろし。
（引用：Amazon）
ポチップ
まとめ：最新研究における量子力学と死後の世界の関係
死後の世界は量子力学で証明できると言われているものの、まだ完全な解明に至ったわけではありません。
多くの研究者が研究を重ねているので、近い将来解明の糸口が見つかるかもしれませんね。
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